1.今日の経営メソッド
自ら、ネガティブを書かず、お客様のメリットだけで表現する。
2.解説
2020年現在。自ら、ネガティブを書かないこと。当然と言えば当然ですが、以前は自分・自社の「悪い部分もさらけ出す」という”ノウハウ”もありましたが、情報社会になった今、お客様は、自分の求めている信ぴょう性の高い情報を常に欲しがるようになりました。
そこで、一昔前に流行った「浪花節」や「自分を下げる表現」は全く持って不要です。
具体的な変更点を上げるとするならば、以下のとおりです。
NG例・・・会社も小さく、口下手で、社員も少ないですが、丁寧な仕事には自信があります!
いったい何ができるのか?どのようなお客様のためのお店なのか?が全く分からないですし、極めて抽象的な表現です。また、上記のように言われても、お客様は何もメリットを生じませんね。
しかし、以下のように変えていくといかがでしょうか?
「会社も小さく…」に対しては? ↓ お客様から頂くお金を会社や宣伝にはあまりかけず、なるべく多く仕事にかけています。 (その証拠として、お店の写真を見せたり、作業人工が他店より多いことを提示する)等 |
「口下手で」に対しては? ↓ すべての見積書には、職人目線で書いた分かりやすい説明書を添付しています。 (口下手というのは、これからの時代では単なる努力不足と思われかねないので、あまり公言しないようにし、それをカバーできる努力をする) |
「社員が少ないですが」に対しては? ↓ 私が営業・施工・アフターまで担当しますので、私を見て、信じてください。 (と、経歴や実績、作業風景などの写真を提示して説得を試みる) |
このように、新しい概念で、情報社会の中のお客様を素早く説得していけることを目指していきましょう。
3.実践
・今一度、ちらし・ホームぺージを見つめ直してみて、会社の全てをプラスに見つめ、お客様にはメリットで提示していくように心がける
※ちなみに、「腕には自信があります」「仕事はどこにも負けません」というフレーズは、多くの業者が言っていますし、お客様に対するメリットではありませんよね。よく考え直しましょう。